by ジョイス・マイヤー
しかし、働きはなくても、不信心な者を義とするかたを信じる人は、その信仰が義と認められるのである。ダビデもまた、行いがなくても神に義と認められた人の幸福について、次のように言っている、・・・ ーマ人への手紙4章5〜6節(口語訳)
もし完璧主義のような考え方に何年も費やしているなら、そこから抜け出すのは大変です。それはあなたのライフスタイルになってしまいます。完璧主義は私たちの考え、物の見方、そして決断に影響を与えます。私たちは「良い行いをしたときだけ自分自身を良く思える」という考えにはまってしまいがちなので、惨めな生き方を喜んで耐えようとするのです。これは一種のサイクルで、やってみて失敗して、もっと頑張ってやってみて、また失敗して、罪悪感と拒絶を感じて、またやってみて、失敗して、の繰り返しになってしまうのです。
神様はあなたが完璧主義を抜け出すことを願っています。私たちが完璧に出来ていても、出来ていなくても、自分自身を良く思えるようになって欲しいと神様は願っているのです。私たちに高慢になって欲しいのではないですが、自分自身を否定するように神様は私たちを創ったのではないのです。私たちの”存在”と私たちの”良い行い”に関する啓示はとても価値あるものなのです。この２つは区別することができ、両方を誠実に見ることができます。もし、行いが不十分だとしたら、私たちは反省をし、次にちゃんとできるように願います。私たちの”良い行い”を改善しようとすることはできますが、私たちの”存在”価値は私たちの良い行いによって定められることはないのです。
神様、あなたに受け入れられようと努力する完璧主義のライフスタイルから抜け出せる道を与えてくれてありがとう。信仰によって、恵みを通して、あなたが私を完全に受け入れてくれている、あなたの義の中で私は堅く立ちます。アーメン。