「疑い」を疑う

“愛は、どんな犠牲をはらっても誠実を尽くし、すべてを信じ、最善を期待し、〔弱まることなく〕すべてを耐え忍びます。”   – 1コリント13:7 JCBに一部強調

1コリント13:7には本当の意味で「人を愛すること」がどういうことなのかについて、はっきりと書かれています。この聖書箇所に書かれていることばに従って生きることは、正直、私にとって困難なことでした。

「誰も信用できないから、人々を疑いながら生きなさい。」こう教わりながら、私は育ってきました。しかし愛の特徴について深く考え、「愛は相手のベストを信じる」ことについてはっきりと理解した時に、新しい考え方を持てるようになりました。

「疑い」は、神様が与えてくれる素晴らしい人間関係を破壊します。私たちが相手を信じ、信頼する時、そこには喜びがあり、相手との関係をより良い方向へと成長させます。しかし私たちが相手を疑う時、それは相手との関係を損わせ、最終的には破滅へと向かってしまうのです。

完璧な人は誰もいません。時には相手への信頼が利用されることもあるかもしれません。しかし全体的に見れば、いつも相手のベストを信じることで得られる益は、どんなネガティブな経験にも勝るのです。

もしあなたが疑うことについて葛藤しているのであれば、次のことをぜひ覚えておいてください。私たちが間違った考え方を持つ時、私たちの内側に住む聖霊が声をかけてくれます。ですから疑いの心を持つのではなく、「愛の心」を持てるよう聖霊に助けを求めましょう。

祈り

神様、相手を信頼せずにいつも疑うことは、相手との関係を破壊してしまうことだと知っています。どのように他の人に心を開き、いつもその人のベストを信じることができるか教えてください。

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