“その時、イエスはこう言われました。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、自分たちが何をしているのかわかっていないのです。」” – ルカ23:34 JCB
ある十代の青年が飲酒をし、他の人の奥さんと子どもを誤って殺してしまったという事件を耳にしたことがあります。大切な家族を失ってしまった旦那さんは、この過ちを犯した青年を赦すべきことが神様の望みだということを知っていました。彼は多くの祈りを通して、神様に与えられた愛をこの青年に受け流すことができました。
彼はイエスのように赦す方法を知っていました。彼は過ちを犯してしまった青年も心を痛めていたこと、そして青年にも心の癒しが必要であることを知っていました。
誰かに傷つけられた時、私たちは相手が自分にしてきたことだけに目を向けるのでなく、相手が相手自身にしてしまったことにも目を向けることができるようになるべきです。なぜなら「傷ついている人は、傷つける」からです。大抵の場合、誰かを傷つける人は内側で傷ついていて、結果としてその苦しみが外に現れるからです。だからこそ、イエスは十字架の上で苦しんでいる中でも、イエスを傷つけた人々についてこう言ったのです。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、自分たちが何をしているのかわかっていないのです。」
なんと素晴らしい赦しでしょうか。ぜひ今日、励まされて欲しいです。私たちはイエスのように赦すことができるように求める必要があります。
祈り
神様、誰かに傷つけられた時に、自分が受けた痛みよりも相手の痛みに目を向けることができるように助けてください。イエスのように相手を愛し、赦すことができるように助けてください。