“あなたが神の道を離れて迷っても、うしろから、「そちらではない。こっちの道を歩きなさい」という声が聞こえます。” – イザヤ30:21 JCB
神様が私たちに語りかける理由の一つは、私たちに物事の良し悪しを教えることで、私たちが良い選択を取れるようになるためです。ある人にとっては間違ったことでも、他の人にとっては正しいといったことがあります。ですから、私たちは個人的に、神様に語ってもらう必要があるのです。もちろん、すべての人に当てはまることはあります。例えば、ウソをついたり、浮気をしたり、何かを盗んだりするなどといったことは間違ったことです。しかし、一人一人に異なる ”間違ったこと” というのも存在するのです。
ある時、私の息子が旅行へ行った時、彼らは一日延長する計画を立てていたそうです。しかし、延長した日の朝、息子はその計画に平安を感じられず、一人で家に帰ってきました。神様は一人一人に異なる計画を用意しています。私たち自身が知らないことをも、神様は知っているのです。
時に、「周りの人たちがしていることをしないで」と言う神様の言葉を理解することができないかもしれません。しかし、柔らかい心を持つのなら、たとえそれが理解できなかったとしても、神様を信頼し、従うことができます。結論を言うと、神様に言われたことや要求されたことの理由のすべてを、私たちは知る必要がないということです。私たちはシンプルに神様の声を聞き、従う必要があります。
戦いに向けて訓練をしている軍人たちは、時に愚かに見えるような訓練もします。それは上から命令が下された時、たとえその命令が理解できなくても、質問を返すことなく即座に従えるようになるためです。戦場の最前線にいて命令が下された時に、「なんで?」と聞いていては、敵軍の攻撃に負けてしまうかもしれません。これと同じように、神様の願いは、私たちが疑問によって足を止めることなく、人生における神様の愛なる導きを信頼し、すぐに従えるようになることなのです。
今日の神様のことば:たとえ理解できなくても、神様の声に従おう。