by ジョイス・マイヤー
神様は一人一人に、何かすぐれた能力を授けてくださっています。-ローマ12:6
私たち全員に何かしらすぐれた能力が与えられていて、神様はその能力を活かすための恵みをそれぞれに与えてくれています。今日の聖書箇所は私たちに与えられている恵みによって能力を使うことについて語っています。
2人の人に、教える能力が与えられているとします。しかし、片方の人がもう片方の人よりも教える能力が高いということがあります。それは、ある特定の召しのためにその人に神様からの恵みがより多く与えられているからなのです。片方の人には、大きな会社や大人数を導くために聖霊から油注ぎが与えられていて、一方、もう片方の人には、規模は小さいが繁盛しているビジネスを導くために恵みが与えられています。なぜでしょうか？それは聖霊がその思いのままに能力を与えているからなのです。(1コリント12:11を読んでください。)神様がすることには、すべて理由があります。私たちは、このことについて神様に信頼する必要があります。私たちは神様が自分に与えてくれたものに感謝すべきであって、高慢になったり、他の人の能力を妬んでしまうことはすべてではありません。誰かの能力を妬みながら、他の人を愛する歩みをすることはできません。
神様が私に与えてくれた説教の能力に対して、私の夫は嫉妬するでしょうか。夫のデイブがずいぶんも前に気付かされていたことは、神様から与えられた恵みの外で働きをしようとするならば幸せになれないということでした。もし彼が私になろうとしても、喜びを失ってしまうでしょう。デイブは、経営と財務の分野で油注ぎを受けています。そして私たちのミニストリーの働きの中で、彼の役割は私の役割と等しく重要なものなのです。
彼が本当に幸せになりたかったら、呼ばれていること、恵みが与えられていることに自分を注いでください。聖霊はあなたに語って、するべきことを教えてくれ、与えられている恵みを理解することを助けてくれます。他の人を妬まず、他の人を愛する歩みをして、あなたの人生に与えられている恵みと召しに信仰を持って忠実になってください。