神様の休息の中で生きる

神様の休息の中で生きる

by ジョイス・マイヤー

神様は私たちが毎日を楽しむことを願っています。ヨハネ10章10

節では、イエスが私たちのために死んでくれたので、私たちはいのちを得て、それを豊かに持つことができるとあります。しかし、イエスを信じていると言っている人でも、たくさんの人が本当の意味で日々の人生を楽しめていないように思えます。イエスが私たちの罪の代価を払ってくれたにも関わらず、その犠牲のために苦しんでくれたにも関わらず、未だ日々を”なんとか乗り切って”生きているクリスチャンがいることを考えると非常に悲しくなります。

キリストにある豊かないのちを持つ鍵は、信仰によって神様の恵みを生きることです。なぜなら、恵みは私たちの中で働く、人生でするべきことをなんでも可能にしてくれる神様の力だからです。

自分の力だけですべてを行おうとしたり、考えから神様を退けてしまうとき、私たちは疲れ果ててしまい、自分の間違いや失敗によってイライラしてしまいます。しかし神様に信頼するとき、私たちは神様の休息に入り、どんな状況でも人生を楽しむことができます。

ヘブル4章9節〜11節(リビング訳)には、”そういうわけで、完全な休息が、今なお、神様を信じる人たちを待ち受けているのです。キリスト様は、もうすでに、そこにお入りになりました。神様が創造の働きを終えて休まれたように、キリスト様も、任務を果たして、今はゆっくり休んでおられるのです。ですから私たちも、この休息の地に入れるように、最善を尽くしましょう。…”とあります。

では、神様の休息とは働きを休むということでしょうか?-いいえ、働きの中で休息するということです。神様があなたにするように呼んでいる物事を、恵みによって行うための神様とのパートナーシップということです。自分にはどうすることもできないことを神様の手に委ね、信頼してください。ヘブル4章3節(リビング訳)ではこのように言っています。「休息の地に入れるのは、神様を信じる私たちだけです。…」なので、まずは信じることから始まります。

信じようとするとき、私は神様の休息に入っていません。しかし、心から信じるとき、その休息に完全に入ることができています。信仰によって生きることは努力ではなく、休息なのです。そして人生のすべての分野で神様の休息に入ることができます。

人生におけるストレスは、状況に対して自分がどのように目を向けているか、そしてどのような態度で取り組んでいるかによって引き起こされると私は気が付つことができました。世の中が変わることはおそらく難しいが、私に立ちはだかる状況や問題への対処の仕方を変えることはすぐにできると気が付くことができたのは私にとって大きなターニングポイントでした。

このことのための鍵は、キリストを信じる者として私たちは神様とパートナー関係にあり、私たちが呼ばれていることには私たちの役割と神様の役割があることを知ることです。自分ができる役割をせずに、神様の役割をしようとしてしまうとき、心配や恐れ、不安やイライラ、平安と喜びがなくなり、ストレスを抱えて生きることになってしまいます。

たまにこのようなことが起きてしまう理由は、「神様が私たちの助けを必要としている」と私たちが思ってしまうからです。私たちは問題を繰り返し頭の中で考えを巡らせて、心配して、どのように解決されるべきか考え込んでしまいます。それは私たちが「神様、私の助けが必要よね。この状況をあなたが解決できるとは思わないわ。」と神様に言っているようなものです。

思い返してください。心配することは何も助けになりません!それはまるで揺り椅子に座っているようなものです。一日中揺れて、疲れ果ててしまいますが、その場所を一切動けていません。神様に信頼するということは、心配すること、理由付けをすること、そして不安になることをやめることであり、純粋な子どものような信仰によって神様の休息に入ることなのです。つまり、信仰によって神様の恵みに生きるのです。

エペソ2章8節〜9節はとても良い聖書箇所で、私たちは信仰を通して、恵みによって救われた、と書いてあります。そして、救いを受け取ることができたのと同じ形で、私たちは神様との関係を築き、神様の計画を歩むことができるのです。信仰を通して、恵みによってです。これが可能なのは、イエスが自分の命を捧げ、私たちの罪悪感、定め、罪の代償のために完璧な犠牲を払ってくれたからです。イエスとの個人的な関係を通して、私たちは神様の恵みにつながることができ、神様に呼ばれていることを行動することができるのです。

神様が一緒にいてくれていることを知るのは素晴らしいです。人生に必要となるものをすべて恵みを持って与えてくれます。今日あなたに与えられている、神様からのあなたへの無条件の愛に信頼してください。自分にできることをして、それ以外は神様に任せてください。そして、イライラしてしまうとき、壁にぶつかっていると感じるとき、「もう自分にはどうすることもできない」というとき、一度立ち止まり、イエスにフォーカスを戻して、もう一度神様の休息に入ってください。

Facebook icon Twitter icon Instagram icon Pinterest icon Google+ icon YouTube icon LinkedIn icon Contact icon